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スレと住人(仮)



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名無しさん@ピンキー sage 2007/02/07(水) 19:22:22
投下ラッシュktkr!!!
神々よGJ!!!

 

「やっぱり修羅場はいいな!」
そうパソコンに一人語りかける男、つまりは俺、永山 茂はエロパロ板修羅場スレの住人である。
まだ二十歳を過ぎてない(高2)けど、そこら辺は精神年齢でカバーだ!
それはそうと、今日も修羅場スレで神々の作品にGJを送っていた。

コンコン

誰かがノックをしてきて、慌てて修羅場スレを閉じる。
「だ、誰だ!」
焦って、思わず声を荒げてしまった。
「何よ!そんな言い方ないじゃない!」
そう怒りながら部屋に入ってきたのは幼馴染みの音子(ねね)だった。
音子は、誰もがハッとするような美少女だ。
去年は学祭のミスコンで優勝したし、まさに誰もが認める美少女だろう。
だが、如何せん性格が…
「なんだ、音子か…」
「なんだ、って何よ!
せっかく幼馴染みの音子様が来てやったってのにお茶も出してくれないの?」
「へいへい…」
渋々お茶を淹れに行く俺。

はぁ、音子は何でああなったんだ?
小学生まではもっと素直で可愛かったのになぁ…。
今の音子はツンデレ…いや、ツンツンツンツンツンツンツンツン………デレだ。
これじゃあ修羅場にならないな…。
音子は俺の事好きじゃなさそうだし。
おっと!考え込んでる内に結構時間が経ってしまった。
あぁまた音子にどやされる…。
そもそも、何でウチに来たんだよ…。

お盆にお茶と茶菓子を載せ、部屋の前に立つ。
すると、部屋の中から不審な音が…。
『…カタカタカタ…』
なんだこの音?
も、もしかして…キーボードか!
「ね、音子!お前なに勝手に人のパソコンさw……」
キーボードの音を聞き、思わず部屋に飛び込んだ。

 

そこには、虚ろな目で画面を見つめ、激しくキーボードを叩く音子がいた。
音子ってブラインドタッチできたの?
いや、そんな事考えてる場合じゃないって俺!
「ね、音子!なにやって……ぁ」
後ろから画面を覗き込むと、そこには見慣れた修羅場スレが…。
「ちょ、止めろって」
音子は反応しない。

画面をもう一度よくみると、音子は何か書き込んでいるようだった。
なになに…『なんなの?あなた達。
あなた達のせいで、ウチの茂が私に構ってくれないの!
いい加減にしろ!この雌豚ども!
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね……』
このような文章が10レスぐらい続いている。

ちょ、どういうこと?
いや、修羅場スレのみんなはネタだと思ってくれるだろうが、さすがにこれ以上は迷惑だろう。
「音子!いい加減にしろ!」
すると音子はキーボードを打つのを止め、ゆっくりと振り向いた。
機械的な、人形のような笑みを顔にはりつけて。
音子って、ヤンデレ?
「何で庇うの?こんな雌豚共を」
背筋がゾクッとした。
恐怖と、少しの、されど濃密な歓びに。
「め、迷惑だろ?」
「雌豚共を気遣う必要なんてない!」
段々心拍数が上がっていく。
これは、俺が望むモノ?

「あたし、ずっと待ってた…。
茂が、あたしを茂のモノにする事を。
今日だってそう、でも、分かった。
茂には、あたしだけだって自覚して貰わないといけないって。
もう、待てない、から」
そう言って音子は、部屋の隅に置いてある鉄バットを掴み、
振り上げ、パソコンに向けて振り下ろした。
ガキッ!と音を出し、パソコンは粉砕された。
「音子!やめ…グッ」
思わず止めようとした俺のボディに音子の一撃が入った。
「しげる?おとなしくまってて。
これがおわったら、ふたりで、ひとつだってこと、おしえてあげる。
ちょっといたいけど、がまんしてね?」
そう言って振り下ろされた鉄バットは俺の頭を捉えた。
それっきり、俺の意識はブラックアウトした。

2007/02/08 To be continued.... ?

 

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